有機農業

ひまわりを土に還しているよ

gengo

畑の肥やしにするために蒔いた「ひまわり」と「えん麦」を土に混ぜ込んでいます。
小麦の種を蒔くまで1〜2週間置きにに浅く耕していきます。

中には、周りを見渡す灯台のごとく背の伸びた「ひまわり」や

山の縁には揃って膝丈ぐらいで花が咲いて、えん麦に埋もれている花も。畑の肥え方の違いで「ひまわり」の生育が違うのがわかります。

 

「ひまわり」の花が終わりを迎えている個体もちらほら。教科書的にはもう少し早いタイミングで処理しないと、種にしてしまうのでダメです。が、できるだけ長い年月をかけて、土の中でゆっくり分解してほしいのと、土の上に何もない状態をできるだけ短くしたいので、遅めに還しています。自分なりに意味はあると行なっています。種として残って雑草化してしまうデメリットから考えると、自分勝手な解釈なのかも…

地上部を裁断し土を覆い、深く土の中に入った根はゆっくり分解して、水道(みずみち)としてその跡が残るような土作りができれば理想(妄想)です。(理屈としてあっているかはわかりません。)土を耕さないで(不耕起)種を蒔く機械は高額なのと、雑草の問題があるので、なかなか妄想の域を出ません。
農薬を使用する、しない、の違いはありますが、カナダの「ジェフ」さんのような土作りの考え方が自分にとっては理想なのかもしれません。

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