有機農業

カナダの環境に配慮した農家 ジェフさん

前田農産食品(株)さんの畑にて 中央がジェフさん

2018年11月末、フランス大使館での会議で呼ばれて来日し、その後お二人で10日間ほど日本各地の農業関係者を回ったジェフさんとピエールさん。

ジェフさんは、環境に配慮した農業を実践しています。ただし、彼の農場では遺伝子組換え作物も作っているし、グリホサート剤も使用しています。

大使館での会議で、そのこと伝えると多くの参加者の冷たい視線を感じたと言っていました。(集まっているのは、農薬はダメ、遺伝子組換え反対、という人が集まりやすい会議ですから、仕方はないような気もしますが…)

ただし、ピエールさんは違ったそうです。「環境(特に温暖化対策)を守る取り組みとしては悪くはない」(記憶が正しければ、そのようなニュアンスだったはずです…)と言われ、ピエールさんのことが好きになったと おっしゃってました。

そんな、ジェフさんに「水田は温室効果ガス(メタン)を排出してるでしょ」と言われ、地球温暖化の一因だと言われました。

(当農場には水田はありませんが、)
水田は、外部からの投入がなくても、持続可能で環境に良い農法です。
雨の多い日本のような地域では理想的な農法なのです。
生物の多様性、洪水抑制などの国土保全、景観、良いことをあげればキリがありません。
外国の方に水田のこと褒められるとは思っていても、マイナス面を指摘されるとは、正直驚きました。

検索してみると確かに水田のメタンガスの発生は問題視されているようです。↓

研究、対策もすすんでいます。↓

農業って、環境問題とか温暖化とか遠いところにいるようなイメージがありますが、「人類の環境破壊の原点は農業である」という人もいます。
実際、どのくらい農業は環境に負荷を与えているのでしょう?↓

うーん。無視はできないですね。ジェフさんが訴えたいことはこういうことなのかもしれません。

しばらくして、ジェフさんから、日本滞在中の報告書を頂きました。
その締めくくりに

For the average japanese consumer, the most important values are the Taste, the Look and the Safety of the food. Soil health linked with the quality of the food is not known at this time.

(略)

Japanese believe that there farm and food production still is at the top to meet there values of taste, look and safety.
The knowledge of living soil is yet to develop in Japan. The farmers that we met are rather open to such reorientation of farming practices however, they are struggling with other priorities and have no leverage on such branding.

以下google 翻訳したもの。

平均的な日本の消費者にとって、最も重要な値は食品の味、外観および安全性です。食品の品質に関連する土壌の健康は、現時点では知られていません。

(略)

日本人は、そこには農場や食料の生産が依然として、味、外観、そして安全性という価値観を満たすためのトップにあると考えています。
生きている土壌の知識は日本ではまだ発達していません。私たちが出会った農家は、そのような農業慣行の方向転換にはかなりオープンですが、彼らは他の優先事項に苦労しており、そのようなブランディングには影響を与えていません。

と、書かれていました。厳しい意見です。
対「消費者」では遅くて、対「環境」を優先しないと、手遅れになるということでしょうか?

ジェフさんの記事がありました。

すごいです。