農場の様子ですよ 20210715
小麦収穫開始のカウントダウンが、始まりました。
気象庁の週間天気予報では30℃を超える日が続きます。
この週末の17日(土)、18(日)は猛暑日になる可能性も…
雨が不足していましたが、7月上旬は曇りがちで気温も低温傾向で、このままゆっくり仕上がって貰えば歩留まりも良いのではと期待していました。
ここで、一気に仕上がってしまうと、雨不足も重なって、歩留まりに悪影響が出るのではと心配しています。
ただし、収穫期に雨はいりません。
このまま、雨が降らず収穫が終えらればいい、感情は複雑です…
どうなることでしょう・・・
普通小麦収穫開始前、10日前後(もう少し早まる??)といったところでしょうか… 農場の様子です
20210715 オーガニック(有機)小麦 のようす
まずは試験圃場の古代小麦
こちらは収穫は8月に入ってお盆の前の頃でしょうか
↑ブラックアインコーン (ヒトツブ小麦)
人の背丈ほどになりました。
↑ブラックエンマー(フタツブコムギ)
こちらはアインコーン(右)より伸びました。
↑ゴールデンエンマー(フタツブ小麦)
こちらは春播きのため、ブラックエンマーよりかなり遅く出穂しました。
↑ユトレヒトブルー小麦
ゴールデンエンマーより さらに出穂が遅く収穫は一番最後になりそう…
続いて一般麦の試験圃場
↑伊賀筑後オレゴン
↑キラリモチ (大麦ハダカムギ)
良い感じです。
試験区の中では一番先に収穫になりそうです。
↑せときらら
続いて きたほなみ
↑大豆 間作(バラマキ)きたほなみ
雑草が目立ってきましたので イヌカミツレ、マツヨイセンノウなど収穫前に実のつく雑草を手取り除草しています。
↑きたほなみ 当農場の中では越冬状態が良い圃場
↑きたほなみ 越冬状態はあまり良くない畑
昨年緑肥に播いた えん麦 が 野良生え して小麦より伸びてきました。
↑きたほなみ 越冬状態が悪い畑
昨年の緑肥 えん麦 や ひまわり が咲いて、パッと見は小麦畑には見えなくなりました。
生物多様性という点では、最高なんですけどね…
収穫・選別に影響がなければ、理想的ではあります。
キタノカオリ
↑キタノカオリ 越冬状態が悪い畑
雪解けの滞水で、麦が枯れたところのチャガラシは刈払い機で刈り倒しました。
えん麦 が目立ってきました。
↑キタノカオリ 越冬状態が良いとはいえない畑
こちらも えん麦が目立ってきました。
麦は全体的に昨年の緑肥の野良生えが多く、やはり教科書通り実のつける前に鋤こまないと、問題あります。
炭素率の高いものを還元したいので、実をつけ、枯れかかってから土壌に戻したいと考えています。
冬枯れのないところは、緑肥も雑草も生育を抑制しています。
できればもう少し続けたい…
が、有機に取り組んで以降、冬枯れの症状が少なくなく(復活はするのですが)、その間に他の植物が発芽して生育旺盛になって、収穫、選別作業に影響が出そうなレベルになっては…ダメですね。
ただ、他の植物もあり、多様性があるのは、個人的には理想ではあるのですが…
20210715 オーガニック(有機) 豆 じゃがいも のようす
↑エリモショウズ
かなり大きくなりました。
アオゲイトウ(草)が生え、手取り除草に追われています。
↑ 金時豆 北海金時
花が咲いています。
↑じゃがいも さやあかね
畝が塞がらないかなぁ と思っていましたが、すっかり畝が塞がりました。
緑肥だけで、ここまでなるとは…
さやあかね すごいです。
つづいて 大豆
↑大豆 ユキホマレ
こちらは順調な方です。
↑大豆 ユキホマレ
こちらは タネバエ で スッカスカ の方
いくらかは 回復してきましたが…うーーん
収穫まで、草取りに悩まされそう
畑にも問題があるのかもしれません。
小粒大豆 ユキシズカ
2圃場とも順調ですが…畝は塞がるかなぁ
やはり70cmは当農場には広すぎる?
傾斜の畑の機械除草には、トラクタが低い方に流されやすいので広い方が 都合が良いのですけど…悩みどころです。
黒豆 くらかけ豆 の写真を撮るのを忘れました。
とても順調に育っています。
以上