農場ブログ

小豆を蒔き 直したよ

gengo

当農場の小豆を購入する皆様へ

ごめんなさーー〜い!!

当農場の2022年産 オーガニック(有機)小豆が、ご用意できないリスクが高まりました。

出芽不良により、6/4に蒔きなおしています。
が、収穫前に霜の被害を受ける確率が一気に高まっています。

出芽時に小豆の初生葉が……… タネバエの被害でしょうか…

やっちまいました。
相変わらず、初歩的なミス…
こんな私が農業を営んで良いのしょうか…

ごめんなさい、小豆さん。

考えられる原因

  • 前年のクローバーの漉き込みが足りなかった。
  • 干ばつの影響を考え、深蒔きした。
  • 出芽前に多雨が予想され、出芽前除草の際、土をかけ さらに種の位置が深くなり、出芽に時間がを要した。
  • ここにきて低温で さらに出芽に時間がかかった。

1点目の漉き込みが足りない影響は、以前にも…
反省してないーーー!

やっちまったー…だよ大豆、やっちまいました。 タネバエにやられています。 被害のない株から大豆を掘り起こして、被害のあるところへ移植作業しています。...

大豆も、小豆ほどではありませんが、被害が出ています。
ほぼ、人為的な原因ですね…

豆の前作がクローバの場合は漉き込みは前年の秋に終わらせておくことが肝心なようです。
(北海道のような積雪や土壌凍結があり、春、耕起作業ができるようになって、豆の種まき時期が短い地帯は。)

耕起の回数を減らしたい。
できれば、春まで残して漉き込みたい。
(いずれも土壌の炭素貯留に効果があります)

豆の前作のクローバに関して言えば、この考えはやめる、か、プラウなどの使用で完全に漉き込み、きっちり分解期間をおくか、考えを改める必要がありそうです。

こんな基本的なこと、頭でわかっているはずなんですが、一度経験してもまた…
さっさと気づけよ!!って感じです。

理想だけでは、持続可能にはたどり着けないってことでしょうか。

来年の自分へ

オーガニックに取り組んで、9年目(9回目)。
残り何回もできねぇよ…

畑作は、土地利用型の粗放的農業。
自然の影響を受けやすい形態。
今までは、人為的失敗も、自然の生命力で埋め合わせてくれていただけだーーー。

同じ人為的ミスを繰り返していては、先に進めねぇぞ。
年に1作しかできないんだぞ…
あと、自分の責任で関われるのは、10回もないのだよ…

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