雪が降ったよ
gengo
オフイビラ源吾農場
オーガニック(有機)小麦 きたほなみ の収穫に続き キタノカオリ を収穫しています。
全体が成熟するまで待って、刈り取りたいところですが、雨には めっぽう 弱く穂の中で芽が出やすく品質低下しやすい カオリ ちゃん…
冬枯れの被害の多いところ、山の陰になるところの生育が遅れていて、その部分を残して収穫しました…
残した部分も8/4から雨の予報が続いているので、それまでには収穫予定です。
比較的雨に強い(とは言っても限度はあります) きたほなみ の収穫は水分20%以下になるまで待ちたかったのですが、なにせ昭和のコンバイン…
故障したり、壊したりすると部品はすぐこなかったりするのと、
他にも
キタノカオリの収穫が控えている、
夕立のような突然の雨による小麦の品質の低下、
を考えると、どうしても早めに刈り取ろうとする心理が働いてしまいます。
今年も今のところ収穫時水分が25%〜35%になってしまい(北海道小麦の収穫時水分として特段高いという訳ではありませんが)、化石燃料に頼った乾燥になっています。
天候の問題があり、仕方のないところですが、日本の小麦が価格で、太刀打ちできない要員の一つと考えています。
(だからと言って水分が下がるのを待ち、雨に当たって品質低下し、売り物にならないのでは、身も蓋もありません。)
エネルギーの問題からも、
国内で化石燃料を使用した乾燥をする国内小麦と、
乾燥にあまりエネルギーを使用しない外国産小麦(輸送にエネルギーを使用する)はどちらが環境に良いか…
SDGsのような考え方の行くつく先には、ツッコミどころの一つになるかもしれません。