わらしべ長者
 
										この写真は、ある日の物々交換の品の一部です。チーズ2種類、しいたけ(レジ袋いっぱい)、せとか(みかん)、(またまたレジ袋いっぱいの)もやし、山菜おこわご飯、などなど…
オフイビラ源吾農場の有機(オーガニック)大豆で作った豆腐と油揚げ(贅沢品?と思っています)が、「かみ」さん の何気ないネットワークで物々交換されていきます。
「何かと交換して」と持っていくわけではありません。こちらは嬉しくて「食べてみて」と持っていくとお礼にとお返しがくることがあります。オーガニックを強調しているわけではありません。有機大豆とか関係ありません。昔ながらのお付き合いの形です。豆腐を作ったから、お裾分けです。
わらしべ長者ってこんな気分だったんでしょうか?。すごく気持ちが豊かになります。お金との交換とは違う、なんとも言えない豊かさを感じます。得するとか、損するとか関係ありません。この時間が永遠になればいいのに…
この日、「かみ」さん の手伝いで来たのは↓ここ

本別町の道の駅の隣にある「農産物ものづくり館(ゲンキッチン)」
人気の施設で、冬場は特になかなか空きがありません。
こちらで、豆腐と揚げを作りました。
 
 
豆腐を作っていると、知り合いの酪農家の ご夫婦がチーズを作りに来ていました。


この施設では、チーズの熟成庫もあり、町内の酪農家さんが自家製チーズを作りに来ています。
豆腐&揚げ が チーズ に変わりました。先ほど、得とか損とか関係ないと書きましたが、撤回です。ものすごーく得した気分でした。ありがとうございます。
(この煩悩、これが自分をダメにしてしまうのでしょうね’(汗)、見返りを期待しない、と自分に言い聞かせます。)
さて、ゲンキッチンでの豆腐作りの過程を軽く紹介します。
専任指導員の方のご指導を仰ぎながら作ります。

浸漬 大豆を前日から水に浸けておきます。

磨砕 石臼で細かく擦ります。

加熱 釜で煮ます。(油揚げ用は沸騰させないように)

絞り 絞り機で豆乳とおからに分けます。

凝固 にがりを投入。しばらく置いておきます。

型入れ 固まったら、型枠に流し込みます。

成形 型枠に豆腐を入れたら重しをして余分な水を切ります。

型出し 型から出してカットします。水の中で充分冷やして、木綿豆腐の完成です。

油揚げ 木綿豆腐を薄く切り、タオル等に置きよく水を切ります。充分、水が切れたら、低温(110℃から130℃)でじっくり揚げてから、高音(170℃)で二度揚げします。きつね色になったら完成です。
以上

 
																											 
																											 
																											 
																											 
																											