20250411 農場のようすだよ

すっかり畑の雪も融けました。
土壌凍結が深く入っていたせいか、まだ畑が乾いておりません。
例年なら 周辺の農家さんでは、春播き小麦の播種が始まっていてもおかしくないのですが、本格的に始まった様子はありません。
僅かな面積ではありますが、当農場でも、春播きの キラリモチ や オーツ麦 を播く予定ですが、今年は播種が遅れそうな感じです。
そんな、雪の解けた畑のようすです。
キタノカオリ



(圃場4-1)9/19播種↑
遠目からは 一見良さそうに見えるのですが、中に入ってみると枯れている部分(雪腐病?)が島になって あちこちにあります。
きたほなみ



(圃場8)9/20播種↑
こちらの圃場もムラがあります。
傾斜で過去に傾斜なりに高度調整(起伏を均す)をしており、その影響で表土に差があり、表土の厚みの少なく腐植のすくないところが悪いような感じがします。


(圃場6)9/20播種↑




(圃場11)9/10播種↑大豆間作小麦
こちらは播種量が少なかったようでちょっと寂しい感じです。
傾斜の下の方は、雪解けの際に水につかる時間が長かったせいか、余計に寂しさが増します。
ライ麦


(圃場10)9/21播種↑
決して条件の良い畑ではありませんが、元気です。
ライ麦は強いです。珍しいからですかね、今後作る回数を重ねていくとどうなるのか…
ブラックアインコーン


(圃場4-2)9/21播種↑
悪くない感じです。
ブラックエンマー

(圃場4-2)9/21播種↑
非常に悪いです。
もともと越冬するのには弱い傾向があり、加えて、種の量が少なかったのが致命的でした。
管理できるのか微妙なところです。
不耕起試験用ライ麦


(圃場13-2)9/21播種↑
連作の割には良いでしょうか、しかし、不耕起試験にはもっと畝間が狭い播種機がほしいところです。


(圃場1-1)9/22播種
こちらの品種は早生です。
水はけの悪い部分は、はっきり差が出て生育が悪いです。
その他のところは、生育が早そうです。
不耕起試験用ベッチ


(圃場13-1)9/22播種↑
越冬できたようです。
小麦跡クローバー


圃場5 麦後クローバー
新芽が動き出しています。
色々試験的に行いたく、通常の輪作から崩れていてちょっと頭の中が追い付いていません。
大丈夫かな… と一抹の不安がよぎります。