小豆を選別していますよ
オーガニック(有機)小豆 エリモショウズ の選別をしています。
収穫を先月の9/25に終え、収穫後すぐに 比重選別だけは終わらせています。
転選別、色選別を数回繰り返します。
収穫前、同じ町内の方から、「干ばつの影響なのか、かなり小豆は小粒傾向だよ」、と聞いていました。(意外と知られていませんが、本別町は十勝地方の中でも雨の少ない地域で、過去には年間の降水量の最少記録にもなっています。)
※「降水量」「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」より
最終更新 2023年12月4日 (月) 10:31 (UTC)。
年降水量の記録
最多(気象官署) 6294.5 mm 鹿児島県屋久島 1999年
最多(アメダス) 8670 mm 宮崎県えびの市 1993年
最少(気象官署) 496.5 mm 東京都南鳥島 1995年
最少(アメダス) 348 mm 北海道本別町 1984年
今年(2024年)も降水量は5月~7月にかけて降水量は少なかったです。
昨年(2023年)も同時期は少なく、その後の8月~9月にかけて高温で多湿な状態が続き、品質低下がみられたので、そちらを心配していました。
8月に入ってそこそこの雨が降りましたが、品質低下を助長するほどの多湿にはならず、期待していましたが、結果は小粒傾向。
たしかに 今年はアメダスの観測地点で雨を観測していても、当農場のある地域では、雨が降らないことも多く観測点よりは少ないのは明らかですが…
その干ばつとアブラムシの大発生の影響もあったのか、当農場の小豆もご多分に漏れず、予想以上に小粒でした。
当農場の規格(小粒大豆用の網)でですが 大粒に入るものはほぼなし、小粒が4~5割、中粒が5~6割ぐらいの感じです。
例年ですとは大粒3~5割、中粒4~6割、小粒1~2割ぐらいなのですが。
収穫する前、小粒傾向ではありましたが、見た目的にはそこまでとは思っておらず、ショックも大きいです。
全体に小粒のこともあり、昨年の収量の7割ぐらいです。
昨年は開花から鞘が付く時期に高温多湿の影響で小豆は蒸れて傷んだ焼けたよう黒い豆が多く、規格外も含め昨年の7割ほどしか売り物にならない感じでした。
2年続けて、違った影響であまりよくない状況です。
まぁ、これが当農場の実力なのかも…
見た目の品質が、昨年の小豆と比べると綺麗なのが、唯一の救いです。