小麦を収穫しましたよ
オーガニック(有機)麦類の小麦、ライ麦、もち麦の収穫が終わりました。
残りは、オーツ麦を残すのみです。
まだ、7月終わってないんですけどね
7/17には最高気温32.9℃、7/18は33.6℃、その後7/20~25まで30℃以上が続き7/21は35.9℃、7/22には35.1℃の猛暑日を記録しています。
昨年も収穫時期が早かったのですが、今年はそれ以上に早く始まりました。
7/17~18の きたほなみ
↑きたほなみ 収穫のようす
に始まり、7/21~22は キタノカオリ
↑キタノカオリ(大豆間作小麦)収穫のようす
7/23には もち麦キラリモチ、
古代小麦 ブラックアインコーン(ヒトツブコムギ)の一部・ブラックエンマー(フタツブコムギ)、
7/25と7/27にライ麦、同じく7/27に古代小麦 ブラックアインコーン(ヒトツブコムギ)の残りの収穫をして オーツ麦以外の収穫は終了です。
きたほなみ キタノカオリ の自己販売分の調整選別も8割ほど終了していて、このあと簡易DON検査を受けて問題がなければ 品位検査、DON検査、農産物検査を行ってから販売の予定です。
調整選別の感じでは 単位面積当たりの製品収量が当農場がオーガニックを取り組んで以降 きたほなみ は1番の収量(平年の1.4~1.5倍、それでも慣行の平年と比べると6割程度)、キタノカオリは2番目の収量(平年の1.2倍、慣行の平年と比べると4割5分程度)になるのではと概算しています。
ライ麦も予想していた収量(粗原料)を上回りました。
今年は麦類の全般の結果が良かったです。
今の段階で考えられる要因として一番大きいのは、
雪解け後の状態が良く冬枯れ(雪腐病)が少なく茎数が維持ができ、春の再スタートから早く順調だったこと。
しかし、今年は当農場以外でも春の状態がよかったので 天候が雪腐病の発生を少なくしたと思われます。
農薬なしで、雪腐病の発生を軽減する方法が見つかれば、もう少し平均収量も上がり再現性が高くなるのですが…(そう簡単だったら、農薬なんかいりませんものね)
今年も穫れないと小麦の作付け比率を減らそうかと考えていましたが、もう少し先になりそうです。
が、品目が多くコンバイン、乾燥施設の掃除に手間がかかり大変なので、品目を減らすか、掃除の手間を減らす方法を考えないと、暑い中の作業で身体にダメージがでて収穫作業にも影響が出ています。
古代小麦(ブラックアインコーン(ヒトツブコムギ)、ブラックエンマー(フタツブコムギ))の収穫も終わりました。
籾摺りして選別調整を行ってから、簡易DON検査を受け、問題がなければ販売します。
昨年は取引のあるパン屋さん限定でしたが、今年は食べチョクでも販売する予定です。
(あくまでDON値に問題がなければです)
もち麦も同じく、DON値に問題がなければ販売いたします。
↑ブラックアインコーン
↑ブラックエンマー
↑もち麦キラリモチ
↑ライム麦
残りは、オーツ麦。
雨にあたり、倒れている箇所もあるので品質が心配です。