農場ブログ

有機じゃがいもの販売、有機小豆の機械選別 終了

2020年産のオーガニック(有機)じゃがいも さやあかね  のネット販売が終了しました。
暖かくなって芽が動いているのもでてきたので、残りは澱粉用に出荷します。

農協に取り扱いを断られ、以前からオーガニック生産をしている生産者に泣きついて、売り先を紹介してもらい、販路に目処が付き、安心していると、出荷直前に担当者が変わった途端、大きなサイズはいらないといわれ、どうしようと急遽ネットにて 訳ありとして 販売…

農協に断れた途端、販路がなく、人脈があまりにも脆弱な自分を思い知らさられたこの冬…

それでも、知人に定温庫を借りられたことは本当に助かりました。
車で10分ほどかかる距離、秋から冬にかけての温度管理に毎日朝晩通いつづけるのも、今まで収穫して終了だった頃に比べ 販路の終着に近づくほど苦労があるのだなと、あらためて気づけたことは良いことだと感じています。

インスタグラムでショップ連携ができると聞き、あわててFBページにショップを作ろうとしても審査が通らず、なにが悪いのかわからず、3つのページを作ってしまう始末…
4日ぐらいで審査が終わると聞いていたので、ショップが開けないのは何か設定が悪いからだと、パソコンの前で かなりの無駄な時間を過ごしてしまいました。
3つ目のページを作った時点で、少し諦めていたら、しばらくしてメールで「審査には1ヶ月かかります」…というオチ…

そんな中で、着実に注文がきたのは 食べチョク さん。
やはり、いま勢いに乗っている サイト だな と感じました。
本当に助かりました。

この冬、もう一つ、ずーと苦労していたものが オーガニック(有機)小豆 の選別。
小豆加工のユーザーに魅力的な価格で直接販売できる販路は紹介してもらっての生産でした。
色彩選別機を用意してこの先も出荷を続けようと考えて…



昨年の当農場の小豆は

・収量が半減
・品質も悪い(虫食い、黒シミが多い)

ユーザーの取り扱う品質にするには、半分程度 規格外を出さなければならなくなってしまいました。
作付前の予想していた1/3になりました。
うっーー もう少し歩留まりを上げたいと悪戦苦闘しましたが、時間ばかりかかり、思っていた品質のものは できません。

そんなおり、泣きついて 有機じゃがいも の販路を紹介してくれた生産者の方に有機小豆のB品(規格外品)を購入してくれるユーザーを紹介してもらいました。本当にありがたかったです。

作付け前に「取らぬ狸の皮算用」と ホクソ笑んでいた自分…
そんなに甘くなかったです。

ようやっと先日、B品の袋詰めも終わりあとは出荷を待つのみ。
ネット販売用の小豆の手選別を残していますが、ようやく ホッ としているところ。

この冬は オーガニック(有機)じゃがいも と オーガニック(有機)小豆 に振りまわされたなぁ…
でも、この先に生かさないと…

そんなわけで、この冬は昨年、課題となった大豆の害虫対策について、色々インプットしたいことがありましたが、全然できず作付け時期に向かうことになってしまいそう。

途中、切れそうになりながらも、全く販売のことを考えない休みが重要と感じました。
そんな中、熱気球チームお手伝いに行っている時は、気分転換ができ、この時間を過ごすことで、とても前向きになりました。

職業も 会社も 住む市町村も 違う人たちの集まり…とても重要です。

オーガニックで頭デッカチになっている自分を癒してくれます。
オーガニックなんてどうでもいいんです。

夢を追う人や、趣味に没頭している人は生き生きとしています。
そんな人たちが、お金を節約するのに真っ先にすることは食べ物です。
その人たちに、普通に購入して食べるもの価格帯にオーガニックが選べるようになればいいのです。

簡単なことではありませんが、十勝の農家が本気で取り組めば難しいことではないと感じています。
点で行なっていると、この高い価格帯に支えられてなんとかやっていける状況であり、この先真っ暗にも見えますが夜明けはくると感じています。
面で行うグループや、地域が出てくると、物流コストが下がり、生産技術も切磋琢磨する関係ができると あっさりクリアできそうな気がします。(とは言っても、他人任せの状況です。しかし十勝の農家のポテンシャルは高いのは事実です。)
ただ、そうなったとき、当農場がそこにいられるかどうかはわかりませんが…