とかちオーガニック振興会の研修会にいってきたよ
3月11日 芽室町にて とかちオーガニック振興会 の第一回 有機農業研修会 に行ってきました。
160名ほどの出席予定者の半分は農業者です。(残りは行政、農協、加工、販売関係者でしょうか?)
有機農業に興味がある人が こんなにいたのかと思うと 嬉しくなりました。
組織って大事、というか心強く感じました。
そして、この組織の立ち上げには、行政と6人の有機農業者による企画検討委員。
紹介された6人眩しかったです。
まるで アベンジャーズ勢揃い という感じでした。
十勝の有機農業のレジェンド いずみ農園 さん と(株)齊藤農場 さんからはご子息の代になり、ますますの安定感、ほんとしっかりしています。
小笠原農園さんは、カフェも行い多角的にオーガニックに取り組んでいて お洒落でかっこいいです。
(株)折笠農場さん こちらもまた 十勝のレジェンド。 販売に困り相談すると的確にアドバイスをくれて、 忙しいのに 優しい一面も。
中川農場さん、僕が有機農業を始める直接のきっかけとなったのは中川さんの畑を見たことと。真似することからはじめましたが、いまだに真似しきれていません。お世話になりっぱなしです。自然に対する感性がするどくて、ぜんぜん追いつける感じはしないです。
(株)松橋農場さんは直接面識はないのですが、飲食店を経営する異色の農業者です。
まぁ、ほんとに個性的な人たちです。とても 頼もしいです。
しかも、みな 僕より若いのです。すごいです。(自分が頼りないだけですが…)
今回の講演は いずみ農園 さん。お父様の方です。
学校給食の長期出荷の打診を受け、まだ 有機農業という定義がはっきりしていない頃から、子供たちの健康のためと、除草剤をやめ、化学農薬をやめ、化学肥料をやめ、試行錯誤を繰り返しの連続。
書くのは簡単ですが、正解がわからない中で努力を続けるのはいかに大変だったかは 自分の想像をはるかに超えているかと。
信念の人で、今でも まっすぐ な人柄が表れています。
こうしたレジェンドがいて、道を作っていてくれたからこそ、今の自分があるんだと実感します。
どう考えても、自分が先頭を走っていたら、真っ先に挫折していたのは間違いありません。