農場ブログ

小麦屋さん、パン屋さん

gengo

天気予報では積雪をともなう雪の予報だったのですが、こちらの今朝の状況はこの写真程度、お昼には無くなりそうです。(全道的には平野部でも積もったところがあるようです)

ゴールデンウィークを前に、二人の方が来てくれました。
(昨年からのお付き合いですが、今回3回目です)
一人はパン屋さん目指し、もう一人は小麦屋さん(米屋さんのようにいろんな麦を扱うイメージだと捉えていますが…)を目指しています。

この、お二人、日本に限らず、いろいろな場所に出没。

小麦屋さん(を目指している)は、この冬ドイツに行って、『自分の思い描いている小麦屋(粉屋)さん形がドイツにあった』と目を輝かしておりました。
古代小麦(デインケル(スペルト)、エンマー)から普通小麦、オーガニック(複数の認証がある。)も普通に購入(価格差もあまりない。)できる環境にあるとのことでした。
今回はパン屋さんでのWWOOFが中心だったので、今度はその粉屋さんのノウハウを伺いに行きたいとのことです。
明確な目標ができたということは、実現が早いかも…。

パン屋さん(を目指している)は、先日まで、パンで使う黒糖作りを知るために、「キビ農家」に視察と研修を兼ね「波照間島」(どこかわからなく地図調べました、隣は台湾です、日本は広いです。)にいって、サトウキビの収穫のお手伝いに、何ヶ月かの間、行っていました。
キビ愛がすごくなったのか、サトウキビについて知り得た情報を一生懸命説明している姿が印象的でした。
以前は農林〇号(ごめんなさい、忘れてしまいました)が収穫しやすく、収量もあり主流だったのですが、ある年、黒糖にしてからカビが生える被害が出て、今は農林△号(同じく忘れてしまいました)と2つの品種で黒糖を作るようになってからは、被害が無いそうです。
多様性が、大事ということでしょうか。

とにかく2人とも行動力があり、羨ましい限りです。

ふたりの『叔父』になったつもりで、たまに帰ってくるこの「寅さん」のようなこの二人の姪っ子の話を楽しみにしています。

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