有機不耕起栽培試験2025

今年も、懲りずに有機不耕起栽培試験をしています。

昨年の反省点の1つは、ライ麦の茎数が少なく雑草を抑えきれませんでした。
今年は茎数を確保するために、播種量を約2倍にして取り組みました。
が、今年は越冬後の状態が悪く茎数が確保できていません。
ライ麦の連作が悪影響だったようです。
営農の都合上、試験圃場が他に選べなかったのですけど、無理しても連作は避けるべきだったようです。(連作していない販売用のライ麦の生育は良いのです(´;ω;`))
本来ならば プランB を選択すべきなのですが、試験は続けたく思いだけで…
同じ轍を踏みそうです。
特に早生のライ麦は被害が多く、開花時期も中生品種と変わらないぐらい遅れています。
今年は 昨年と同じ機種(播種機)をアグリシステムさんから借りています。
昨年は設定が わからないまま作業が終わってしまいました。
今年は良い感じです。それだけに、ちょっとライ麦の密度が少ないのはちょっと残念です。
言い訳が、終わったところで作業のようすです。
こちらは、早生品種圃場↓




↓こちらは、中生品種。
早生品種よりは期待は上です。が、上手くいかなかった昨年のようすと比べるとあまり変わらないです。(T_T)
もっと、茎数と乾物量が欲しいです。



不耕起試験 デントコーン
ウインターベッチの中に デントコーンを播きましたよ。

当初、開花時期にローラ―クリンパで倒し播種する予定でした。
が、借りている機械(播種機)の、日程が合いそうにないので、開花前に播種しました。
開花時期もここまで遅いと、ウインターべッチはこのままでは不耕起栽培には使えないなぁという今の印象です。
どうなるのかは、わからないというのが正直なところ。
不耕起に使用する ライ麦もウインターベッチも 雑草化すると小麦などの中に混ざってしまう可能性が高いので気を使います。
他によい作物がないかなーと考えています。