環境

集団的正常性バイアス??

『正常性バイアス』

ウィキペディアによると

自然災害や火事、事故、事件などといった自分にとって何らかの被害が予想される状況下にあっても、それを正常な日常生活の延長上の出来事として捉えてしまい、都合の悪い情報を無視したり、「自分は大丈夫」「今回は大丈夫」「まだ大丈夫」などと過小評価するなどして、逃げ遅れの原因となる。

今の地球の状況は正常なのでしょうか?(以下データ(出所)社会実情データ図録

このサイトによると、バイオマス(生命体の炭素量)は

(単位はGt C(Gtギガトン、10の15乗グラム、C炭素量)(抜粋)

家畜 0.1
0.06
野生哺乳類 0.007
野生鳥類 0.002

イスラエルのワイツマン科学研究所の研究者Bar-Onらが、2018年5月に、地球上の生命体(バイオマス)の炭素量に関する包括的な推計を発表した。

(略)

その結果概要を図録として収録した。脊椎動物の中の鳥類・哺乳類については、現在では、家畜が最も多く、ヒトが何とこれに次いでおり、この両者が野生鳥類や野生哺乳類を大きく上回っているのが印象的である

(略)

Bar-Onらの研究を紹介している英エコノミスト誌によれば、ヒトの躍進の影響で、「野生哺乳類は6分の1にまで縮小した。その間、家禽類は野生鳥類のすべての種類をあわせた量の3倍に膨れ上がっている。ヒトと家畜は魚類を除く惑星上の他のすべての脊椎動物を圧倒するに至っている。しかし、魚類もヒトの影響から免れているわけではない。魚類のバイオマスは人類登場以降に1億トン前後減少したと考えられているのである。また、植物の優勢は、今でも圧倒的であるとはいえ、人類文明以前には、もっと大きかった。Bar-On博士によれば、植物の全バイオマスは以前のレベルのちょうど半分にまで落ちているのである」(The Economist May 26th 2018)。

とあります。

生態系の頂点にいるヒトが、野生哺乳類、野生鳥類より多い。

10万年前、哺乳類は、0.04Gt C(現在の6倍)に対し、
現在はヒトと家畜で 0.16Gt C 。

ヒトを頂点とする、野生とは違う、独自の生態系を作り出したのかもしれません。

バイオマス総量は550Gt C 哺乳類、鳥類の占める割合は微々たる量とも言えないこともないですが…

過去にヒトの活動によって、数多くの大型哺乳類が絶滅したことは、致し方ないとしても、

今の時代は環境や生態系に対する影響が想像できる時代、これからのヒトの選択は重要であるし、20世紀から言われていることです。せめて、地球の緩衝能力の範囲に納めるようなヒトの活動、ヒトの進化、科学技術の発展する方向に期待します。

だから、大丈夫。最悪なことは考えない方が良いのでしょうか。

人類全体が

集団的に正常性バイアス

に、なっていないことを願うばかり…