2023年産の秋まき小麦の種を蒔いたよ
gengo
オフイビラ源吾農場
最高気温が本別でも20℃を超えました。
当農場で、こんなに早い時期に畑の土を撹拌、整地、種まきした記憶はありません。
(以前は春麦の作付けがなかったってということもあるのですけど…)
麦の試験圃場を作りました。
今年は春麦の作付けは、この試験圃場のみ。
当農場の春麦の作り方では、カビ毒のDONが基準値を超えてしまうリスクが高いため、今年からは面積を減らしてこの試験圃場のみ…
今回 蒔いた麦は…
ゴールデンエンマー(フタツブコムギ、デュラムコムギ)
ユトレヒトブルー(青小麦)
伊賀筑後オレゴン
せときらら
キラリモチ (大麦 ハダカムギ)
今年の麦の試験圃場は
昨年の秋に蒔いた
ブラックアインコーン(ヒトツブコムギ、小麦の原種)
ブラックエンマー(フタツブコムギ、デュラムコムギ)
を加えた7品種。
今まで作ってきた感想として
キラリモチ
精米機にかけ、お米に混ぜて食べています。
とてもプチっとした歯ごたえで美味しいです。
せときらら
銘柄の問題がクリアできれば、春麦として北海道でも適性があると感じています。
伊賀筑後オレゴン
良い感じです。
ユトレヒトブルー
穂が青くなり、観賞用として需要がありそう…
その他の古代小麦
収穫が遅くなるので、DON・穂発芽のリスクが高いのではと感じています。(いままで当農場で収穫した古代小麦をDON検査したことはありませんので、予想です)
実と皮がはがれにくいので収穫後、もうひと手間かかります。