農場ブログ

大豆(だいず) と 小豆(あずき) の種まき

gengo

オーガニック(有機)大豆 と オーガニック(有機)小豆 の種を蒔きました。

1 オーガニック(有機)大豆

とよみづき

オフイビラ源吾農場の主力の大豆。しかし、今年の生産を持って、本格的な栽培は最後になりそうです。
お世話になっている集荷業者さんから、
「来年からはユキホマレに変更してください。」
とお願いされています。
ユキホマレ の方が 甘み があり、茹で大豆・蒸し大豆等では、甘みの足りない とよみづき は敬遠されるそう…
オーガニック(有機)大豆として、畑では、とよみづき の方が作りやすいので、かなり残念です。
当農場では高台地域にあり、気温が弱冠低いため、収穫時期の遅れる品種は避けたい(雪が積もって収穫ができなくなるリスクが上がる)のと、甘みに虫が寄ってきて虫食いが多くなるのが嫌だなと言うのも本音…
個人的には、豆腐や納豆にしたときの、 とよみづき が好きですので自家用程度は作り続けたいと考えています。

 

ユキシズカ

納豆用の小粒品種。昨年はまぁまぁ…穫れました… が、なかなか、安定して上手く作れません。もうちょっと技術が必要…

 

ユキホマレ

来年以降の種用と、プラスα… 品種の特性を知るために蒔きました。

 

あと、試験用に2品種

くらかけ豆

虫食いがひどく、ので、種を継ぐ(種を取る)用程度に

 

中生光黒

本別町の在来種の黒大豆です。当農場で適性があるかどうかの試験です。

「豆の育種のマメな話」 のサイトによると

「中生黒大粒」に替わって十勝地方に普及した品種が「中生光黒」である。本品種は,北海道農事試験場十勝支場が品種比較試験を行い,1933年(昭和8)優良品種に決定し「中粒光黒」と命名したもので,1935年(昭和10)「中生光黒」に改められた。なお,この品種はそれ以前の1920年(大正9)十勝国本別村の農会技手立石幸助が函館から少量入手し,同村本別沢の小林秀雄に増殖させ,本別農業協同組合から出荷したとの記録がある(砂田喜與志:豆類の品種,日本豆類基金協会)。

とあります。

 

本別町の 豆ブランド 「キレイマメ」 の原料はこの中生光黒。
いろんな商品がありますので、興味のある方はお問い合わせして見てね。

 

以上、大豆。続いて

2 オーガニック(有機)小豆

エリモショウズ

昨年、有機栽培として初めて、 エリモショウズ  を作りました。
エリモショウズ 、自分でも食して、

「こりゃぁ(これは)美味しいわー」

と、新しい品種もたくさん出てきていますが、改めて、この美味しさこそが エリモショウズ の人気を支えているを認識しました。

以上。

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