麦のようすだよ_20220710
gengo
オフイビラ源吾農場
2022年産のオーガニック(有機)小麦のブラックエンマー(左)、ブラックアインコーン (右)の販売は幻になりました。
簡易DON(デオキシニバレノール)検査の値が高く、当農場の選別機器で再選別しても基準値以下に下げることは難しいので諦めました。
今年の出穂から収穫までの天気の悪さが主な原因と考えています。
収穫タイミングの判断が悪かったのも拍車をかけたのかもしれません。
昨年(2021年)産のアインコーンは一部のパン屋さんに購入していただきました。
天気に恵まれたこともあり、0.25ppm以下(計算値0.21)と基準値(1.0ppm未満)以下だったので、古代小麦はDONが出にくいのかもと期待していたのですが、考えは甘かったようです。
2022年産から少し面積を増やし、一般向けにも販売するつもりでした。
国産で しかもオーガニックでのアインコーン、エンマーは珍しいので、当農場の代名詞になるかもと…昨年は手応えがあったんですけどね…
もしかすると、昨年(2021年)産の国産オーガニック(有機)アインコーンは 奇跡 だったのかもしれません。
今年のような雨の多い天気で、きたほなみ、キタノカオリ は農薬を使用しなくても 簡易DON検査は基準値以下。
生育ステージや収穫時期は違うので 一概に言えることではありませんが、品種改良により、強くなっている部分もあるのだろうと 実感しています。
アインコーン(ヒトツブコムギ)、エンマー(フタツブコムギ)ですが、来年も作付けするつもりです。
どうなることでしょうか…