秋播きの麦を播きましたよ 202409
オーガニック(有機)小麦等を播きました。
9/10に大豆の間作に きたほなみ。
9/19~22に きたほなみ、キタノカオリ、ライ麦(ハンコック)、ブラックアインコーン(ヒトツブコムギ)、ブラックエンマー(フタツブコムギ)。
そのほかに、不耕起栽培試験用にライ麦、ベッチも 少し播きました。
種類が多く、播種機の清掃ばかり…
収穫時もコンバイン、乾燥機、昇降機の掃除が必要と想像すると…
ちょっと嫌になりました…
自家採種で きたほなみ は、2015年、キタノカオリは2017年から収穫したものから続けています。
オフイビラ源吾農場の土地を記憶した遺伝子を持つ在来種「きたほなみ」、在来種「キタノカオリ」といっても良いのではと自分では勝手に思っています。
播種機械、収穫機械の掃除に気を使わなければならないので 自家採種を続けるのは苦労します。
昨年は大豆の間作は、9/4。そのほかは9/23以降に播種していて結果が良かったので、もう少し待ちたかったのですが、我慢できず播いてしまいました。
これでも慣行栽培の適期よりちょっと早めです。
有機栽培を始めてから、慣行栽培の適期より10~20日ほど早く播種していました。
慣行栽培では雪腐れ病の被害を回避するため農薬を散布するのですが、有機栽培では基本的には農薬を散布できません。
早く播種すると 被害があっても復活すると言われていて(実際そうなんです)行っていました。
とはいえ、被害にあうと春のスタートが遅れ、雑草も早く発生し、収量にも影響します。
最近は、温暖化の影響で秋の気温も高く推移することも多いので早播きのメリットよりも適期以降の播種のメリットの方が大きくなっているのかもしれません。
10月播きの方が被害が少ないし結果が良いことが多い言われる有機生産者の方もおり、2024年産の結果を踏まえ適期以降に播くことにしました。
(ただ、被害にあうと壊滅的になる可能性も高いように感じます)
2024年産に限っては早期でも適期でも晩期でもいずれも結果が良かったようなので、当農場で遅く播いた方が良いと結論付けるのは、もう少し先になるかと…
直近で結果が良かったので とりあえず続けてみます。