小麦の選別しているよ 2022
オーガニック(有機)小麦の きたほなみ と キタノカオリ を選別しています。
今年の秋に蒔く 種 と 玄小麦を直接販売する分のみですが…
残りは、 選別は行わずに 集荷業者に持っていきます。
まだ、DON検査は行っていないので、なんともいえませんが、
粒の大きさでの歩留は
キタノカオリ は 95%
きたほなみ は 90%
といったところ…
簡易DON検査結果次第では、再選別が必要になるかもしれませんが…
見た目の品質は まぁまぁ です。
今年は 開花後 収穫まで ずーっと ぐずついた天気なので 粉にした時の品質が心配です。
はねうまもち キラリモチ せときらら の 選別もこれから
古代小麦などの収穫も まだこれから…
この先の天気予報もあまり良くない
ちょっと 種類を絞っていかないとダメかな…
収量は 相変わらず 低位安定…
畑によってバラツキがあり、条件の悪い畑はそのまま結果となって現れる…
畑の能力が、素直にでる やり方だから仕方がない
だからと言って この麦の作り方が 嫌いな訳ではない。
農薬も肥料も使わない小麦が、歩留まりが90%を超えるなんて 慣行でやっていた頃には想像もしていなかった。
過去の自分が今の状況をを見て、
奇跡と 想うだろうか
それとも 馬鹿なことをやっている と想うだろうか
集荷業者には慣行小麦の価格から見ればかなり高く買ってもらっている。
が、経営を考えると 当農場の収量では このままでは正直続けられない
有機小麦を始めるにあたり、建設した施設と中古の機器の 償還を 豆の利益で行なっているようではちょっと…
その豆が今年は失敗(自分のミスですが…)
少し救いがあるとすれば 直接玄麦 を購入してもらっているパン屋さん…
販売量としてはわずかだが、当農場での麦作が持続可能な価格で購入してもらっていること…ありがたい