農場ブログ

オーガニック豆 他のようすだよ…20230709

gengo

今年のオーガニック(有機)のお豆さんたちは順調です。
中耕(機械除草)も ここ数年 失敗続きでしたが、自分の下手な考えを捨てて 教えてもらったメソットを昨年の秋から ほぼ忠実に行って例年に無く上手く行っている方です。
が、 ヒユ科 の (おそらく アオケイトウ) 草が機械除草のタイミングを かいくぐり 残っています。

出芽後、小さいときに 土をかけて退治したと思っても、次の日には何知らぬ顔をして土の上に顔を出しています。
夜中の間に、体を震わせて土を避けているのでは…
そんなはずはないのですがね。

そんなわけで、毎日、豆に生えた雑草を取っています。

オーガニック(有機)大豆 「ユキホマレ」

毎年、マメシンクイガ の被害に悩まされている大粒大豆、懲りずに作っております。
対策になるか、ならないか、わからない対策をしたりして 試験中…
もう直ぐ花が咲きます。

オーガニック(有機)大豆「ユキシズカ 」

こちらは、小粒大豆(主に納豆用)。
こちらももう直ぐ花が咲きます。
どういうことか、マメシンクイガ の被害が少ないと言われ、実際に少ないです。
小さいので認識できないとか…
本当の理由は・

オーガニック(有機)小豆 「エリモショウズ 」

大豆のような機械除草体系とはいかず、草取り必須の小豆。
アオゲイトウ を始め草取りを数回実施しています。
7月始めに飴をもらい、一気に大きくなっています。
すごく順調です。

オーガニック(有機)黒大豆「中生光黒」

本別町の在来種の黒マメ「中生光黒」
虫害が多かったり、べと病の被害が多いと黒い豆だけに目立ち選別に苦労します。
が、本別町の在来種、効果のある農薬もない頃から作られていた品種です。
今年はどうなるでしょうか

オーガニック(有機)金時豆

こちらは大正金時↑
花も咲いています。

こちらは 福勝↑ (大正金時銘柄になります)

こちらは 北海金時↑
花も見えます。

オーガニック(有機)じゃがいも 「さやあかね」

花の見頃は今月中旬ぐらいまででしょうか

キヌア

こちらは今年試験的に栽培している キヌア です。
オーガニック(有機)認証した圃場で栽培しています。
上手く収穫できましたら、十勝キヌア の一部として販売されます。
ハモグリバエ、等の害虫、べと病?の跡も…
その中でも上の葉がなんとか頑張っています。
化学肥料・農薬不使用で品質を保ち収穫までこぎつけられるか…

緑肥を蒔く前に牛糞堆肥を投入し、緑肥を育て土に還します。その後、秋に小麦を蒔き麦の間にクローバーをいっしょに育て夏に麦を収穫したのち、秋にクローバーを土に還します。その次の年の春に豆を蒔くというのが、オーガニック(有機)農業に取り組んでからの当農場の基本的な流れです。

慣行(化学肥料や農薬使用した農業)の時も牛糞堆肥は使用していましたし、麦後に緑肥を育て土に還していました。

今年の大豆、小豆、じゃがいもは、慣行の時と同じぐらい(それ以上?)に生育が良いです。
以前、慣行で使用していた 肥料農薬 はなんだったんだろう と疑問が湧きます。
まぁ 肥料に関しては 大豆、小豆、じゃがいもに関しては使用量は少なかったのですが…
除草剤って、かなり作物にストレスを与えて、生育を抑えていたんだろうなと感じています。

肥料の要求量が多い、キヌアに関しては、背丈も低い、実の部分も短いと聞きました。
やはり、作物によるんですね。(当たり前ですが…)
麦に関しても、緑肥中心の今のやり方では収量が低く、窒素分が少ないと痛感しています。

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