春まき麦を蒔いたよ202304
オーガニック(有機)麦を蒔きました。
キラリモチ(大麦はだか麦)
せときらら(小麦)
以下古代小麦
ブラックアインコーン
ゴールデンエンマー
ユトレヒトブルー
キラリモチ
健康に良いとされる水溶性食物繊維の大麦βグルカンが豊富です。
農研機構で育成した品種で詳しくはこちらのpdf(健康機能性については7ページ(⑤))↓
収穫し、精米機で精麦し、白米に混ぜて食べると美味しく食べられます。
交付金対象の作物ですが、近隣にキラリモチを農産物検査していただけるところがないので、受けられません。
ムギ類全般に言えるのですが、当農場の肥培管理ではそもそも収穫量が少ないので、そこを変えないとなかなか採算に載りません。
まだまだ試験段階です。
せときらら
こちらも農研機構で育成された品種です。
キタノカオリが穫れなかったときのために、保険の意味で栽培できるのはないかと思って当初は導入しています。
北海道の春まき小麦より少し早く収穫できるような気がしています。
まだまだ、試験段階です。
ブラックアインコーン
ウィキペディアによると アインコーンはヒトツブコムギとも言われ 9000年前の遺跡からも見つかっています。
2018年から少量の種を増やしてきました。
秋まきでも 春まきでも 出穂します。
秋まきにしてから 一昨年は、天気も良く収穫時期の天気も良くDONの値も基準値より低く期待しました。
が、昨年は収穫期の判断ミスもあり、収穫が遅れ雨にあたり、DONの値もかなり高く残念な結果になっています。
昨年の秋にも蒔いたのですが、越冬の状態があまりにもひどくほぼ枯死しています。
ので、試験的に少量を今春に播種しました。
ゴールデンエンマー
こちらも種の分だけ繋いできました。
ブラックエンマーを譲っていただき、ゴールデンエンマーは春まきで収穫も遅いことから今年からは栽培やめようと思っていました。
しかし、昨年の秋に蒔いたブラックエンマーは、ほぼ越冬できていません。
過去にブラックエンマーを春に蒔いたとき出穂しなかったため
ゴールデンエンマーを蒔いておきます。
ので、こちらも試験的に少量を今春に播種しました。
ユトレヒトブルー
出穂してしばらくすると光の加減で穂が青く見える不思議な麦です。
観賞用にと少し栽培しています。