麦のようすだよ_20220418
試験的に作付けしている春麦の種まきをしました。
せときらら、キラリモチ、伊賀筑後オレゴン(?)、ゴールデンエンマー、ユトレヒトブルー。
伊賀筑後オレゴンは 「種蒔夫」さんが 全国を廻って種を配り歩いていたものを 数年前にパン屋さんから間接的にいただいたもの…
前秋に「種蒔夫」さんから直接メールがあり、種を切らしたので他の種と交換してほしい連絡があり、喜んでお送りしました。
すると…
「種蒔夫」さんが「島根で育てた種と形状が違うように思います」とのこと
えーーー^^^^っ
というわけで これからは当農場では「伊賀筑後オレゴン(?)」としますね。
調べる方法あるのかなぁ
さて、今日(2022/04/18)のオーガニック(有機)麦の様子です。
試験的に作付けしている麦
↓ハダカムギ(大麦) はねうまもち (9/8播種)
↑一部なんとか残っているものも
種ぐらい取れればという感じでしょうか
↓古代小麦 ブラックエンマー(フタツブコムギ)9/8播種
前回(4/8)の状態はあまり良くはありませんでしたが、
↑復活ー!
強いですね、安心しました。
↓古代コムギ ブラックアインコーン(ヒトツブコムギ)9/8播種
↑順調です。
↓キタノカオリ 圃場4 (9/11〜12播種)
↑概ね、大丈夫です。
↓キタノカオリ 圃場1-3 (9/12播種)
↑少しは復活してきていますが、状態は相変わらず良くありません。
↓キタノカオリ 圃場2 大豆間作小麦 (9/1播種)
良くなってきましたよ。
続いて
↓きたほなみ 圃場6 (9/11播種)
↑多少は復活しつつあります。
が、良くはありません。
↓きたほなみ 圃場5(9/11播種)
↑ムラはありますが、当農場のなかでは悪くないほうです。
↓きたほなみ 圃場9 (9/11播種)
↑こちらも まぁまぁ です。
↓きたほなみ 圃場14 (9/11播種)
↑こちらは、畑の条件としては良くない畑で期待しておりませんでした。
が、復活してきています。
↓きたほなみ 圃場1-1 (9/11播種)
こちらの畑は厳しいです。
部分的には復活していますが、収量は期待できません。
↓きたほなみ 圃場12 大豆間作小麦(9/11播種)
↑いい感じになってきました。
種の 撒きムラなのか 極端に生えの悪いところが…
前回の状態が悪かったので、見た目には かなり良い状態になってきました。
慣行の方の小麦は すごく良いので、こういう年に被害があると なかなか やはり有機をお勧めしても説得力がありません。
この先、オーガニックを続けて、被害が増えるのか、減っていくのか、変わらないのか しばらく見続けなければ わからないことがまだまだあります。
ただ、秋まき小麦は (品種にもよりますが)、冬枯れで全ての畑が全滅することはないだろう という気がしています。
面積を多めに種をまき、春の状態の悪い畑は すき込んで 他の作物を作付けするのが、北海道でのオーガニック麦を安定的に供給する現実的な手段のひとつ なのかもしれません。
追伸(お食事中の方は注意)
土壌診断用の土を採取しに畑を廻っていると↓
タヌキ らしいです。
隣の兄さんによると 同じ場所に何度もフンをするらしいです。
以前はほとんど タヌキ は見かけませんでした。
いいことなのか 、わるいことなのか…
可愛いんですけどね。