農場ブログ

小豆を 島立 したよ

gengo

台風19号(ハギビス)が迫って来ています。北海道在住の気象予報士 近藤肇さんがFBで
「(略)こんな離れた北海道にいても鳥肌が立つほど怖い 土曜日 関東 外出危険」
と投稿しています。被害の予想される地域の皆さま、充分にお気をつけください。

北海道の週間天気予報では、この台風が通り過ぎた後、最低気温が氷点下が連日続く予報が出ています。

当農場のオーガニック(有機)小豆「エリモショウズ」は、まだまだ青い(緑)鞘があります。夏の高温で花が実にならずに落ちて、後から咲いた花が実になって遅れたようです。小豆は鞘(実が入っている)付きが悪いと蓄えた養分の行き場がなくなりいつまでも青く(緑)なります。↓

鹿に鞘(実)を食べられたり、育ち始めの頃に食害された株は葉落ちも悪かったり、生育の遅れでいつまでも緑色しています。↓

この青い(緑)の鞘水分が多いので霜の害が出ます。霜は氷点下にならずとも、0度に近くなると霜が降ります。氷点下なると確実に被害が出ます。1日目より連続でくる2日目の方が被害が大きくなります。

例年ですとある程度乾くまで待って、そのままコンバインで一度に収穫します。

今年は、このままだと霜の害を回避できないと判断し、近くの農家さんが今ではあまり見かけなくなった、ビーンハーベスターという機械を持っていたので借りて来ました。

このビーンハーベスターで地上部を借り取ります。

そして、島立しました。

島立すると、霜害が軽減します。(するはず…)

自分自身、島立を経験したのも、数十年前に数えるほど、あまり上手く島立できていません。

さすがに久しぶり、中腰作業が続いたので足腰が痛いです。

小豆は雑草の心配もあり、面積も少なくしていたので、なんとか今日中に作業収量しました。このまま2〜3週間乾かした後、収穫(脱穀)します。

まずは一安心、「いつでも霜よ、きてみろーーー!」・・・

帰ってきて週間天気を見てみると

あれレレレレレ…連日の氷点下はーーー?

ちょっと複雑、良い方に変わったのね…

備えあれば憂いなし??

記事URLをコピーしました