大豆の不耕起栽培を見に行ったよ
gengo
オフイビラ源吾農場
2020年の夏に収穫する小麦の種を蒔いています。予定面積の7割ぐらい蒔きました。心配している、条件の悪い残り3割の畑も、近いうちに蒔けそうです。
秋に蒔いて次の年に収穫する麦を秋まき小麦と言います。(春に蒔いてその年に収穫するものを春まき小麦と言います。)
一般的に指導されている秋まき小麦の蒔き付けの適期は9月15日〜25日(この地域では)と言われています。
当農場では有機栽培にしてからは、9月10日までを目標に蒔いています。
有機栽培を始めるに当たって参考(真似?)にさせてもらった方が8月中に蒔いていたことから、早蒔きにしています。(遅蒔きの10月になってからの方が良いという有機農家や普通に適期で良いという有機農家もいます。)
秋まき小麦は冬の間、雪の下になります。春、雪が溶けて、小麦が病気等で枯れることがあります。慣行栽培の頃は、雪が降る前に枯れないように薬剤を使えるのですが、有機栽培になると使用できません。
2016年から小麦を有機栽培にしてから、冬枯れは多少あちこち出ていますが、収穫不能になるほど全滅したことはありません。
早蒔きは冬枯れに多少強いのか、「たまたま」なのか、それとも全滅するような冬枯れの確率は思っていたより少ないのか…
ただ、安心はできません。今年の冬も春になるまで、小麦が生き残ること祈りながら過ごします。
慣行栽培している時のことを思い出すと、自分の安心のために農薬を使用していたのではと感じています。心配が半減するのです、例え冬枯れをしたとしても、やれること(この場合は農薬散布)をして冬枯れの被害がでた場合は許せるのです。保険をかけるような感じに似ているのかな…。