じゃがいも を収穫したよ
オーガニック(有機)ジャガイモ さやあかね を収穫しました。
品質は上々。
さやあかね の欠点である中心空洞も少なく、ほっとしています。
単位面積当たりの収量も良く、上出来です。
(面積が僅かなので全体量としてはたいしたことはないですが…)
この後、農作業の合間を見て選別作業をします。
種が確保できず、自家種と 有機農家の先人から譲っていただいた更新した種を使用してしています。
更新した種からできたジャガイモの収量が良く、ジャガイモの種子の生産システムの重要性を実感しました。
サイト「ジャガイモ博物館」には、品種の普及について
(「ジャガイモ博物館」より引用
「31ジャガイモ質問集」→「ジャガイモの品種改良から、品種の普及までの流れを教えてください」)
5.ニーズに合わせて種いもを計画的に増やしています
道(支庁)が中心になって必要な原採種圃(ほ)の面積を決めています。
(9月上旬:全道種馬鈴しょ需給会議)
種いもの流れ:育種家種いも-->原原種-->原種*-->採種-->一般農家
*道が原種ほ設置団体(原原種取扱団体)を指定しています。
原種ほや採種ほは国(植物防疫所)の検査を受け、その検査に合格したものでなければ、
販売することができません。(ウイルス病や線虫のないものを買いましょうょう)
と書かれています。(道とは北海道のことです)
こちらには↓チャート図で分かりやすく書かれています。
一般農家にジャガイモの種が出回るまで、原原種から数えると4年もかかるのです。
昔から原原種に近いほど良いと言われていましたが、今年の さやあかね は自家採取した種いも と 採種圃からきた種芋は 収量の面ではあきらかな違いがありました。
やはり、言われていることは本当だ実感しました。
さやあかね のニーズが低く北海道では種芋の生産中止がたびたび議論されているようです。
作りやすいし、個人的には こんなにおいしいのに と思っています。