大豆の選別しているよ
10月20~21日にまとまった雨が降りました。
16~17日に降った雨の影響も残るなか、なかなか畑が乾きそうにありません。
まだ、大豆の収穫が5haほど残っているのてすが 収穫はいつになることでしょう。
収穫や来年への畑の準備や後片付けが、終えてから豆の選別を行う予定でしたが、収穫が終わっている分の大豆の転選別をしています。
転選別とは 大豆が丸いことを利用して選別する方法で、簡単なものでは平らな板の上を転がし丸い豆は、転がり いびつな豆は転がりづらい 特性を利用して選り分けられます。
また、らせん状の滑り台のような機器もあるそうです。
上から大豆を転がして 丸い大豆は転がりやすく 下に落ちていくうちに重力と遠心力で外側に。
外側には丸い大豆、内側に虫食いなどの変形した大豆が集まります。
当農場では、中古で購入したもの。
ベルトコンベアに傾斜をかけて 転がりの悪いものは弾かれます。
ルームランナーを利用して自作をしたりする人もいて、知恵って すごいなと思います。
オーガニック(有機)大豆 ユキホマレ
北海道の一般的な農家の大豆作は 収穫後、農協や集荷会社で選別してもらい、農産物検査を受け等級に入った分の品代金と交付金を後に受け取ります。
しかし、当農場の大粒大豆は 昨年に続いて今年も虫食いが多くこのまま出荷して選別してもらっても 等級に入りそうにありません。(昨年の当農場の大粒大豆は特定加工用と規格外。規格外は交付金対象とはならず、結構ショックでした。)
したがって、今年はある程度選別してから出荷することに…
転選別の屑大豆↓ でるわ でるわ 2〜3割ぐらい出たのではないでしょうか…
この状況が来年も続けば、大粒大豆を作る意欲は ますます⤵︎
少しは見られるかな↓…にはなりました。
でも、このままでは心配なので あとからまた 選別し直します。
ここまできたら、自分で農産物検査全部受けて出荷しても手間が変わらなくなってきてしまったような…
オーガニック(有機)小粒大豆 ユキシズカ
少し見た目が悪かったのですが、転選機を通すと↓、印象が変わります。
こちらは転選屑↓
結局、出荷してからも選別してもらうんですけど…
あまりこんな手間かけなくても良い大豆を作らないと…
出荷して等級がつき、交付金の対象のお豆さんとなりますように。