農場ブログ

製粉…したよ…

先日(7日)、小麦の収穫が無事終了しました。(一部の試験区を除いて)

その後の雨降りの日に、機械選別をしたばかりのキタノカオリを少しだけ石臼で製粉しました。妻にパンにしてもらいます。私もお手伝いします。

 

1年ほど前、十勝管内のある農家(私より一回り以上若い)の方に、

「農家で食って行けないって言う人いるけど、バカなこといっちゃいけないですよ」

と言われ、よほど儲けているから、苦しい農家の気持ちなんて解らないだろうなと、聞いていると、その心の声を見透かされたように、

「食べるもの作っているんじゃないですか、畑あるじゃないですか、農家で食えないって笑い話にもならないですよ」

た、た、確かにそうだ、ずーと農家やっていてそんなことも気づいていなかった…

また、その話が進んで行くと

「倉庫の隅に石臼だってあるはずですよ、何かの重石にしてたりするから探してみてください。小麦だって、大豆だって、なんでも挽けますよ。」

すごい、農家を無駄に長く過ごした私とは考え方が違います…

残念ながら私の倉庫にはありませんでしたが、近所の知人宅にはありました。昔はそれぞれの農家で石臼を持っていたのです。
その話を聞いて間も無く、別の用事でリサイクルショップに行くと、石臼があるのを妻が見つけ、思わず買っちゃいました。

 

それで、石臼で製粉です。

石臼を手回しで挽いていると、

石臼って誰が考えたのだろう?とか

わざわざ、粉にして食べたのはなぜなのか?

いろいろな疑問が湧いてきます。と同時に、作っている食べ物のこと何も知らない自分に気づかされます。