東洋農機(株)と十勝農業試験場の視察に行ったよ

gengo

今日は、負箙(オフイビラ)地区の農事組合の視察研修。

「東洋農機(株)」

(地方独立行政法人 北海道立総合研究機構 農業研究本部)
「十勝農業試験場」

に行ってきました。

東洋農機では工場見学。

ポテトハーベスタ(TOP1)の組み立て工程。

最新の工作機械も目を見張りましたが古い工作機械もなんとも言えない威厳があり、工場見学は楽しいです。

整理・整頓・清潔・清掃(4S)されていて、自分の農場の作業環境は遅れているなと改めて実感しました。

早くから「ポルフ(PPORF)」という工場革新プログラムを実践しているそうです。

 

続いて十勝農業試験場

小豆と菜豆の試験圃場を視察。

品種の育成を行っています。
そのままは使えないと言っていましたが、ブータンの小豆も栽培しています。十数年後に交配に使った小豆が出てくるかもしれません。
菜豆の試験圃場では「銀手亡」もあり、地域の先輩が懐かしんでました。

続いて、小麦の試験圃場へ

この写真の圃場は、遮光試験。ネットをかざし10%ほど日射量を減らして栽培し、天候の影響を探り実際の栽培に生かそうという試験です。

十勝の最近の気候で収量性をシミュレーションすると、道東の中で比較的日射量が少なく、なおかつ気温が高い中では、かなり限界に近い収量だそうです。十勝の農家はすごいそうです。(最近収量が上がらないと言っても、十勝の気候の影響が大きいということです。)十勝ではホームランを狙うより、コツコツとヒットを稼ぐ方が今の品種には合っているとも。

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