中沢機械店に視察だよ

gengo

当農場のある本別町のオフイビラ2地区(負箙2)の農事部で 北見市にある中沢機械店さんに行ってきました。

中沢機械店のHP
株式会社中沢機械店
株式会社中沢機械店

並行輸入で大型トラクタや作業機を販売する 派手な会社 のイメージでしたが、

プレゼンを聞いて、

国内、海外のトラクターメーカーの再編やグループ化の煽りを常に受け、海外メーカーの販売契約も打ち切られることも たびたび…

メインバンクの北海道拓殖銀行の破綻の影響も受け、分社化など、あのころは社内の空気もどこか重かった とおっしゃっていました。
これと行った海外のトラクターメーカーの販売契約がなくなり、助けられたのは トラクターのアフターサービス とも…

そう行った中でも、悪いことばかりではなく 今につながる出会いが常にあったようで、FENDTトラクターへの想い、シュレーダー社との繋がりはその一つ。

北海道の地方都市の町工場から70年余り、この地で生き残るために模索して行き着いたのが、今の形態なのかもしれません。

昨年11月の 欧州(イタリア、フランス、ドイツ)での農業機械の展示会のようすも紹介してもらうと、イベント規模が日本とは違い、行って見たいと声が上がっていました。

中沢さんでもツアーを組めると行っていました。

十勝の音更町にも支店を出し、信頼できるサービスマンも募集していましたよ。

中澤機械さんのプレゼンを聞いて、偶然見た サラタメさんのyoutube で紹介していた本「運の方程式 チャンスを引き寄せ結果に結びつける科学的な方法」のことを思い出しました。

幸運=(行動×多様性×察知)×回復

会社の歴史を聞くと当てはまっているのではと、勝手に感じていました。
そんな簡単なものじゃないですよ と怒られそうですが…

当農場、主力の有機大豆でここ2年ほど結果が悪いです。失敗からも自分の強みを見いだして、運を手繰り寄せたいと感じました。

負箙2(オフイビラ2)地区では 新型コロナ流行前までは、皆で集まって青空教室を行いその後狭い自治会館の中で関係機関との座学や懇親会を農業者とその家族で行ったり、視察を行ったりしていました。

2015年の視察の様子(みんな若い!)
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家族に高齢者もいる方も多く、なかなか皆で集まるのに後ろ向きでしたが、ニュース等で 「感染症法上の2類から5類へ」「マスク解禁」が現実的に迫って、地区内の行事も正常に戻っていく段階のようです。

この手の行事、正直いうと 係になると 企画し打ち合わせから実施まで いろいろ面倒だなと思う部分もあり、新型コロナで行事をしなくてもよくなって ラッキーと感じていたことも…

家族内で農業しかやっていないと、何かを企画し実施することなんてないので、(皆のスケジュールを合わせて、電話しアポをとるだけなんですけどね…)これはこれで貴重な経験。

オフイビラ2地区では、順番で必ず係が回ってきます。みなさん理解しているので、多少準備が悪くても多めに見てくれます(自分が係になった時のことを考えるからかな?)
皆の理解があるから、必ずきた順番を受け入れるのですが、一人でも固辞する人がいると途端に崩れることになり、続かなくなる仕組みであることも事実…田舎独特の無言のプレッシャーと同調圧力で断りづらい雰囲気を皆で出し、やってもらいます。(いつまで続くかな〜?)
係になって うまくいかなくても、みなさん寛大なので、やりやすいのですが…自分の行動スイッチを入れるまでが億劫です。

最近は農業者が減り、回ってくるサイクルが早くなり、マンネリ感と またかー という感はありましたが、久しぶりに行うと これはこれで良いかな とも…継続するためには、もう少し工夫が必要かもしれませんが。

当農場以外は、慣行農家なので、座学は、基本的に農薬や肥料の話が中心になり、その時間は退屈ですが、同じ地域に住む人が集まって顔を合わせて他愛のない話をすることは大事なことなのです…きっと

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