麦の様子だよ20211216
12月17日〜18日、強い寒気が日本を覆い、日本海側で大雪や暴風雪が予想されています。
太平洋側の十勝 本別でも17日 ちらちら 雪が…
そんな雪が積もる前の12月16日、当農場のオーガニック(有機)麦の様子です。
まずは試験的に作付けしている麦
↓ハダカムギ(大麦) はねうまもち (9/8播種)
ちょっと伸びすぎです。越冬できるでしょうか…
↓古代小麦 ブラックエンマー(フタツブコムギ)9/8播種
↓古代コムギ ブラックアインコーン(ヒトツブコムギ)9/8播種
試験圃場 少し種の量が多かったかな…
畝間が広いとはいえ、少し混み合っています。
続いて、
↓キタノカオリ 圃場4 (9/11〜12播種)
生育は順調そうです。
やや伸びている感じは ありますが…
以前緑肥に蒔いた チャガラシ や えん麦 が、野良生えしています。
↓キタノカオリ 圃場1-3 (9/12播種)
こちらも 緑肥が野良生えしています。
生育はまぁまぁ という感じでしょうか…
↓キタノカオリ 圃場2 大豆間作小麦 (9/1播種)
大豆の生育中に小麦のタネを ばら蒔きしました。
2021年産 きたほなみ で行なったところ良い感触だったので2022年産は キタノカオリ でもやってみました。
数年前、視察先の幕別町の小笠原農園さんの畑で行なっていたのを真似しています。
続いて
↓きたほなみ 圃場6-2 (9/11播種)
生育は順調です。
きたほなみ 圃場5(9/11播種)
色が違って見えますが、撮影方向で光の加減です。
こちらも生育は まぁまぁ 。
↓きたほなみ 圃場9 (9/11播種)
こちらも 光の加減で色が違って見えます。
こちらも 悪くない です。
↓きたほなみ 圃場14 (9/11播種)
当農場で 圃場条件が一番良くない畑です。
礫、傾斜、湿地…
手前の方は色が良いですが、奥の方に水はけの悪い大部分が葉色が悪いです。
↓きたほなみ 圃場1-1 (9/11播種)
この畑も条件の悪い畑で表土が薄く 下層土がガチガチの粘土で水はけの悪い部分があります。
はっきり小麦の葉色の違いに出ています。
↓きたほなみ 圃場2 大豆間作小麦(9/11播種)
大豆間作は大豆の雑草対策で大きく土を盛るため、谷の方ばかり麦のタネが落ちて 山の方は麦が生えません。
2021年産試験的に小面積で行ったのですが、山の部分が雑草が生えやすく、この先問題になるかもしれません。
あまり穫れ高の良い畑ではありませんが、2021年産の大豆間作小麦(きたほなみ)の収量は悪くなかったので、それなりに期待しています。
秋蒔きの麦は、気になるのが越冬した時の状態。
雪腐れ病による冬枯れ…
最近は、冬枯れが必ず出ています。
ある程度復活するとはいえ、春の生育が劣って雑草に覆われることも少なくありません。
麦の過作が原因かもしれません。
ただ、不思議なことに全滅はしません。
でも緊密度が増えていることが原因となれば、少し考えねば…